その他

2009年4月 - 2009年4月

鉱山での地震被害低減のための観測研究


高感度・高精度のAE観測で,被害地震の震源断層を事前にとらえる.断層極近傍の高感度歪観測で較 正することで,採掘進行に伴う応力変化の数値予測精度を向上する.非弾性変形や前駆すべりの開始をAE活動や歪の変化で検知する.以上を現行の鉱山地震発生予測ルーチン処理に統合する.断層直近での動的応力計測により,強震動の生成機構を解明する.AEの余震観測で正確に描写された本震破壊域にもとづき,より正確に応力再配分を推定し,後続地震の予測精度を高める.