2001年12月19日
発生源推定と動的多媒体環境運命予測によるヘキサクロロベンゼンの底質濃度トレンド推定
環境化学
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- 巻
- 11
- 号
- 4
- 開始ページ
- 793
- 終了ページ
- 804
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- DOI
- 10.5985/jec.11.793
- 出版者・発行元
- Japan Society for Environmental Chemistry
ヘキサクロロベンゼン (HCB) 排出量の推定と動的環境挙動モデルによるHCBの運命予測を組み合わせ, 底質中HCB濃度トレンドを推定した。HCB発生源として農薬 (PCP, PCNB, TCTP) 不純物, テトラクロロエチレン蒸留残渣焼却, 都市ごみ焼却を考慮した。この底質トレンド推定結果を琵琶湖北湖東岸と大阪湾西宮沖の底質コア濃度実測値と比較した。底質到達への時間遅れにより, HCB排出量トレンドとHCB底質濃度トレンドの差違を部分的に説明できた。琵琶湖と大阪湾の底質トレンドの違いは, 発生源と流入経路の違いを反映したものと思われる。
- リンク情報
- ID情報
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- DOI : 10.5985/jec.11.793
- ISSN : 0917-2408
- J-Global ID : 200902178160873618
- CiNii Articles ID : 10009674125
- CiNii Books ID : AN10547099