論文

2008年

水文モデリングシステムOHyMoSの構造定義ファイル作成環境の開発

水文・水資源学会研究発表会要旨集
  • 加藤 真也
  • ,
  • 椎葉 充晴
  • ,
  • 立川 康人
  • ,
  • 市川 温

21
開始ページ
112
終了ページ
112
記述言語
日本語
掲載種別
DOI
10.11520/jshwr.21.0.112.0
出版者・発行元
水文・水資源学会

水文モデルは水文素過程モデルの組み合わせ,さらにそれらの空間的な組み合わせから構成される.OHyMoSは水文モデルを作成するためのモデリングシステムであり,要素となるモデルをユーザ自身がプログラミングでき,組み合わせて全体系を構成することを支援する.モデル間の構造を,構造定義ファイルという仕組みで与えているため,既存のモデルさえあれば,モデルをプログラミングできないユーザーでも構造定義ファイルを書くだけでシミュレーションを実行できる.しかし,作成にはOHyMoSに関する理解が必要であり,大規模なモデルではファイルが長大化し編集が困難であった.そのため,構造定義ファイルの作成環境であるOhStructureを開発することでOHyMoSの利用がより容易にできると考えた.OhStructureのGUI環境と種々の作成支援機能を用いることで,モデルの接続が容易になり,シミュレーションをより円滑に行えるようになった.

リンク情報
DOI
https://doi.org/10.11520/jshwr.21.0.112.0
CiNii Articles
http://ci.nii.ac.jp/naid/130005050741
URL
https://jlc.jst.go.jp/DN/JALC/10032054278?from=CiNii
ID情報
  • DOI : 10.11520/jshwr.21.0.112.0
  • CiNii Articles ID : 130005050741

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