原子炉冷却系内FP化学を考慮したソースターム解析手法の構築
日本原子力学会2018年秋の大会
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- 開催年月日
- 2018年9月
- 記述言語
- 日本語
- 会議種別
- 開催地
- 岡山
- 国・地域
- 日本
熱化学平衡計算コードCHEMKEqによる多ケース解析結果からなるデータベースと代替統計モデル(K近傍法)を活用したFP化学平衡組成計算モデルを構築し、シビアアクシデント総合解析コードTHALES2に導入した。BWRプラントのシビアアクシデント解析に適用した結果、従来評価では、工学的判断によりセシウム及びヨウ素の化学種としてCsI及びCsOHと仮定していたが、RCS内FP化学を考慮することによりCsI, CsBO$_{2}$やCs$_{2}$MoO$_{4}$の化学形として格納容器へ移行する可能性が示された。