論文

査読有り
2001年2月

移動プロクシエージェントにtoるアクセス経路選択

電子情報通信学会論文誌. D-I
  • 冨川 裕樹
  • ,
  • 高井 昌彰

84
2
開始ページ
183
終了ページ
190
記述言語
日本語
掲載種別
研究論文(学術雑誌)
出版者・発行元
一般社団法人電子情報通信学会

本論文ではプロクシの独立性に着目し, サーバ・クライアント型の広域コミュニケーションを対象としたアプリケーション層での経路選択について考える. 多数のプロクシが広域ネットワーク上に存在する環境下では, 経由するプロクシを選ぶことにより, サービス提供者の意思をある程度反映した経路選択が可能と考えられる.しかし固定プロクシを利用する場合, サーバ側の機能だけでは経路選択に必要な情報を獲得することは困難であり, 固定プロクシへの機能追加が避けられない.また, クライアント数の増大に伴うサーバの負荷集中も予想される.そこで本論文では, クライアントごとに動的に生成され, 自律的な判断によって低遅延の経路を発見し, 移動した先で専用のプロクシとして機能する移動プロクシェージェントを提案する.これは使い捨てのパーソナルなプロクシにほかならない.広域ネットワークのシミュレーション実験により, サーバによる集中管理方式と比較したところ, 現実的な移動エージェントサイズにおいて, ネットワーク環境の動的な変化への追従性に優れ, 多数のクライアントが参加する低遅延の広域コミュニケーションに有効であることがわかった.

リンク情報
CiNii Articles
http://ci.nii.ac.jp/naid/110003184651

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