2016年4月 - 2019年3月
リプシッツ発展作用素論の基礎と応用
日本学術振興会 科学研究費補助金 基盤研究(C)
- 課題番号
- 16K05212
- 体系的課題番号
- JP16K05212
- 担当区分
- 研究代表者
- 配分額
-
- (総額)
- 2,860,000円
- (直接経費)
- 2,200,000円
- (間接経費)
- 960,000円
- 資金種別
- 競争的資金
距離空間において消散条件を満たす変異方程式の初期値問題の適切性を示し, バナッハ空間における準線形発展方程式の初期値問題の適切性に関する典型的な結果をその得られた理論から導いた.
抽象準線形発展方程式に対する初期値問題について, 準線形作用素の定義域が一定ではなくかつ稠密でもない場合を考察し, 既存の結果を拡張し, その適切性を示した. 応用として, サイズ構造人口モデルの連続的微分可能な解の一意存在を絶対可積分関数の空間で証明した.
乗法的確率外力を持った非線形保存型偏微分方程式に対する初期値・非斉次ディリクレ問題境界値問題を扱い, 動力学的な形式化により, その適切性を示した.
抽象準線形発展方程式に対する初期値問題について, 準線形作用素の定義域が一定ではなくかつ稠密でもない場合を考察し, 既存の結果を拡張し, その適切性を示した. 応用として, サイズ構造人口モデルの連続的微分可能な解の一意存在を絶対可積分関数の空間で証明した.
乗法的確率外力を持った非線形保存型偏微分方程式に対する初期値・非斉次ディリクレ問題境界値問題を扱い, 動力学的な形式化により, その適切性を示した.
- ID情報
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- 課題番号 : 16K05212
- 体系的課題番号 : JP16K05212