2016年
夜の灯巡りへ誘うためのラリーシステムの開発:映像投影ディスプレイとNFC付き光アイテムを用いた「流れ星」ラリー
日本デザイン学会研究発表大会概要集
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- 巻
- 63
- 号
- 開始ページ
- 273
- 終了ページ
- 273
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- DOI
- 10.11247/jssd.63.0_273
- 出版者・発行元
- 日本デザイン学会
金沢は観光資源の開発として、夜間景観を生かした観光コンテンツづくりを施策の一つとして掲げている。現在、ライトアップやナイトミュージアムなどがあるものの、街中に点在していることから、本研究ではそれらを巡り歩くきっかけづくりとして、金沢の夜の町巡りを促すラリーシステムの提案を目指した。本ラリーシステムは、NFCタグ付きの光アイテムを持って、街中に設置されているチェックポイントを巡り歩き、最終地点へと誘って行く。チェックポイントは透明板の重層構造ディスプレイで作られており、NFCタグを近づけると重層構造ディスプレイに映像が投影されるしくみとなっている。本ディスプレイはデジタルイメージが立体的な表現に見え、夜のシーンに映える演出が特徴であり、さらに参加者らの行動の記録がNFCタグに記録されることで、参加者ごとに異なる映像が作られる。本研究では、システムの設計・開発を行い、検証として金沢中心街において夜の灯巡りを誘う実験を行った。
- リンク情報
- ID情報
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- DOI : 10.11247/jssd.63.0_273
- CiNii Articles ID : 130005162327