2003年 - 2005年
東南アジア巨大都市における緑地保全に関する計画論的研究
日本学術振興会 科学研究費助成事業 特別研究員奨励費 特別研究員奨励費
- 課題番号
- 03J11839
- 体系的課題番号
- JP03J11839
- 担当区分
- 研究代表者
- 配分額
-
- (総額)
- 2,700,000円
- (直接経費)
- 2,700,000円
- (間接経費)
- 0円
- 資金種別
- 競争的資金
本年4月2日に開催された、農村計画学会国際シンポジウム「アジア巨大都市と都市農村計画」において、デルタの埋立開発に関する話題提供を行うとともに、パネリストを務めた。招待講演者であるインドネシア・チャイ博士、ベトナム・ゾアイン博士、タイのダナイ博士とデルタ都市の開発と災害について活発な意見交換を行った。また、シンポジウム後のエクスカーションを責任者として計画実施し、東京低地開発現場を見学して現地で意見をかわした。その後ダナイ博士とはバンコクにて共同研究を継続している。
7月11日から8月26日にかけて、バンコクおよびメトロマニラにおいて、地形改変の量的質的空間分布・埋立材の広域フローに関する、現地長期調査を実施した。この調査は本研究の最終長期現地調査として重要な位置付けにあった。バンコクにおいては、低湿地の新規開発地をくまなく踏査して、埋立材の質に関して記録するとともに、起原を採石場・採土場までさかのぼって探り、デルタ全域スケールで埋立材の物質フローを明らかにした。マニラにおいても同様に現場から埋立材の起原を探り、中央台地の建築廃材とピナツボ火山灰が埋立母材であることをつきとめた。
帰国後は、これまでの成果と今夏の調査内容を統合し、マニラとバンコクを主要な事例地域とした比較研究として、博士論文の執筆を開始した。最終的には、デルタの空間スケールに応じた実用的な都市農村計画を、新たに提示できると確信している。
7月11日から8月26日にかけて、バンコクおよびメトロマニラにおいて、地形改変の量的質的空間分布・埋立材の広域フローに関する、現地長期調査を実施した。この調査は本研究の最終長期現地調査として重要な位置付けにあった。バンコクにおいては、低湿地の新規開発地をくまなく踏査して、埋立材の質に関して記録するとともに、起原を採石場・採土場までさかのぼって探り、デルタ全域スケールで埋立材の物質フローを明らかにした。マニラにおいても同様に現場から埋立材の起原を探り、中央台地の建築廃材とピナツボ火山灰が埋立母材であることをつきとめた。
帰国後は、これまでの成果と今夏の調査内容を統合し、マニラとバンコクを主要な事例地域とした比較研究として、博士論文の執筆を開始した。最終的には、デルタの空間スケールに応じた実用的な都市農村計画を、新たに提示できると確信している。
- リンク情報
- ID情報
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- 課題番号 : 03J11839
- 体系的課題番号 : JP03J11839
この研究課題の成果一覧
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論文
5-
農村計画学会誌 37(2) 122-125 2018年9月30日 招待有り筆頭著者責任著者
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Proceedings of International Symposium on City Planning 418-427 2007年8月 査読有り筆頭著者責任著者
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Landscape and Urban Planning 73(1) 16-28 2005年8月15日 査読有り筆頭著者責任著者
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ランドスケープ研究 66(4) 290-293 2003年3月28日 査読有り招待有り
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農村計画学会誌 21(suppl) 19-24 2002年11月30日 査読有り筆頭著者責任著者
講演・口頭発表等
3-
日本地理学会発表要旨集 2005年9月 公益社団法人 日本地理学会
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日本地理学会発表要旨集 2002年9月 公益社団法人 日本地理学会
-
日本地理学会発表要旨集 2002年3月 公益社団法人 日本地理学会