講演・口頭発表等

照射損傷評価のための遠隔操作式振動試料型磁力計の開発

日本保全学会第6回学術講演会
  • 高屋 茂
  • ,
  • 山県 一郎
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  • 市川 正一
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  • 永江 勇二
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  • 若井 栄一
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  • 青砥 紀身

開催年月日
2009年8月
記述言語
日本語
会議種別
開催地
札幌
国・地域
日本

中性子照射試料用の遠隔操作式振動型磁力計(VSM)を開発した。最大印加磁場は$\pm$0.5/$\mu_0$ A/m以上、磁化分解能は5$\times 10^{-8}$ A$\cdot m^2$以上である。開発したVSMを用いて中性子照射試料の磁化曲線を測定し、代表的な照射損傷指標の一つである弾き出し損傷量と保磁力などの磁気特性との関係を調べた結果、それらに良い相関があることが明らかになった。このことは、VSMを用いた照射損傷の非破壊評価の可能性を示している。

リンク情報
URL
https://jopss.jaea.go.jp/search/servlet/search?5020777