講演・口頭発表等

超高温における316FR鋼の材料特性式

日本鉄鋼協会第176回秋季講演大会
  • 奥田 貴大
  • ,
  • 山下 勇人
  • ,
  • 豊田 晃大
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  • 下村 健太
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  • 鬼澤 高志
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  • 加藤 章一

開催年月日
2018年9月
記述言語
日本語
会議種別
開催地
仙台
国・地域
日本

本研究は、次世代高速炉プラントのシビアアクシデント(SA)時に対応した超高温における316FR鋼の材料特性式の設定について述べる。次世代高速炉プラントにおける炉容器等の構造材料として316FR鋼の採用が予定されている。福島第一原子力発電所における事故以来、高速炉プラントにおいてもSA時の構造健全性評価が重要視されており、次世代高速炉プラントの開発には、SA時の構造健全性評価に適用可能な316FR鋼の超高温材料特性が要求されている。しかしながら316FR鋼の材料特性は取得されていなかった。したがって、316FR鋼を対象に、700$^{\circ}$Cを超える試験温度で引張試験とクリープ試験を実施した。この試験で得られた結果を基に、316FR鋼の超高温材料特性を良好に評価できる弾塑性応力-ひずみ関係式、クリープ破断関係式及びクリープひずみ式を設定した。

リンク情報
URL
https://jopss.jaea.go.jp/search/servlet/search?5063165