2016年11月
J-PARC3MeVリニアックを用いたビームスクレーパの開発
Proceedings of 13th Annual Meeting of Particle Accelerator Society of Japan (インターネット)
- 巻
- 13th
- 号
- 開始ページ
- 310
- 終了ページ
- 313
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
単位面積当たりの熱負荷を減らすため、67$^{\circ}$のビーム入射角を有するビームスクレーパをJ-PARCリニアックのRFQとDTLの間のMEBTで使用している。67$^{\circ}$ビームスクレーパは粒子数1.47E22個のH$^{-}$ビームによって照射された。レーザ顕微鏡を用いてスクレーパのビーム照射による損傷部を観察すると、高さ数百$\mu$mの突起物が無数にあった。ビームスクレーパの耐電力を調べるため、3MeVリニアックを新たに構築した。2016年末にスクレーパ照射試験を実施する予定である。今回は、J-PARCリニアックのビームスクレーパの現状、及び、ビームスクレーパの照射試験に用いる3MeVリニアックについて報告する。
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- ID情報
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- J-Global ID : 201602269566293436