2013年4月
J-PARCリニアックのためのRFQ空洞の大電力試験と熱的性質
Physical Review Special Topics; Accelerators and Beams
- 巻
- 16
- 号
- 4
- 開始ページ
- 040102\_1
- 終了ページ
- 040102\_8
- 記述言語
- 英語
- 掲載種別
- 研究論文(学術雑誌)
- DOI
- 10.1103/PhysRevSTAB.16.040102
J-PARCリニアックのための新しいRFQ (RFQ II)の大電力試験を行った。RFQ IIは、運転中のRFQに放電問題が起きたため、予備のRFQとして開発された。まず、RFQ IIのコンディショニングが行われ、50時間のコンディショニング後に既定の330kW, 3\%デューティで非常に安定になった。次に、RFQ IIは冷却水の温度を調整することで周波数を調整するので、熱的性質を測定した。周波数応答を測定し、FEMモデルと比較し、良い一致が得られた。時間応答もシミュレーションと実験で一致した。また、RF負荷を変えた時の電磁場の変化を調べ、問題ないことを確認した。
- リンク情報
- ID情報
-
- DOI : 10.1103/PhysRevSTAB.16.040102
- ISSN : 1098-4402
- eISSN : 1098-4402