中性子共鳴濃度分析法における中性子輸送系の開発
京都大学原子炉実験所第49回学術講演会
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- 開催年月日
- 2015年1月
- 記述言語
- 日本語
- 会議種別
- 開催地
- 熊取
- 国・地域
- 日本
原子力機構では、溶融燃料デブリや低除染燃料等の様々な核種が混在する試料から核物質を定量する手法として中性子共鳴濃度分析法(Neutron Resonance Densitometry(NRD))の開発を行っている。本手法は、中性子共鳴透過分析法(NRTA)と、中性子共鳴捕獲分析法(NRCA)の2つの手法を組み合わせたものでパルス中性子を利用したTime of flight(TOF)法により中性子エネルギーを分離するものである。本手法の適用にあたり、装置の小型化がどこまで可能であるかを見極めることが重要課題である。このために、飛行距離の短いTOF用中性子輸送系を試作し、その性能を調べた。