2017年4月 - 2020年3月
産後うつの予防にむけた心理教育的育児介入プログラムWWWT日本版の開発と効果
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基盤研究(C)
2018年度は、①産後うつの医療関係者にWWWTを普及させる。②2017年度の有用性評価に基づき、日本文化に適用できる方法への修正を検討する。③WWWTをメンタルヘルスリテラシー向上への介入として位置づけ、分析する。④修正日本語版を試み、介入のプロセス・プロダクト評価を計画した。
①第38回日本看護科学学会学術集会において、「初めて親になる両親へのメンタルヘルスリテラシー向上を目指した心理教育的介入プログラムの開発」と題し、看護職に対し交流セッションを実施した。また、HPの開設準備を進めている。②本年度はわが国の産後のヘルスケア事情を鑑み、出産施設等において、3時間1回(豪州のWWWTは地域で1日)でのプログラムを試みた。この点は、今後わが国では3時間2回で展開することを検討し、開発者と話し合いを行う。③WWWTの介入について、Jorm(2000)の6構成要素に基づき、1)疾患を認識する能力、疾患原因の関する知識と信念、2)自己解決対処法に関する知識と信念、3)専門家の支援に関する知識と信念、4)認識や援助要請を促進させる態度、情報入手に関する知識)に分析し、WWWTが周産期メンタルヘルスの向上を目指した革新的な一次予防プログラムであるモデルのひとつであることを検証した。④交流集会での看護職によるアンケート調査および3時間プログラムによる参加者の評価を分析中である。
今後は、分析結果を含めて、2019年度は、一部修正日本語版について開発者2名、本研究者3名と話し合いを行い、修正日本語版をわが国において実施していく予定である。
①第38回日本看護科学学会学術集会において、「初めて親になる両親へのメンタルヘルスリテラシー向上を目指した心理教育的介入プログラムの開発」と題し、看護職に対し交流セッションを実施した。また、HPの開設準備を進めている。②本年度はわが国の産後のヘルスケア事情を鑑み、出産施設等において、3時間1回(豪州のWWWTは地域で1日)でのプログラムを試みた。この点は、今後わが国では3時間2回で展開することを検討し、開発者と話し合いを行う。③WWWTの介入について、Jorm(2000)の6構成要素に基づき、1)疾患を認識する能力、疾患原因の関する知識と信念、2)自己解決対処法に関する知識と信念、3)専門家の支援に関する知識と信念、4)認識や援助要請を促進させる態度、情報入手に関する知識)に分析し、WWWTが周産期メンタルヘルスの向上を目指した革新的な一次予防プログラムであるモデルのひとつであることを検証した。④交流集会での看護職によるアンケート調査および3時間プログラムによる参加者の評価を分析中である。
今後は、分析結果を含めて、2019年度は、一部修正日本語版について開発者2名、本研究者3名と話し合いを行い、修正日本語版をわが国において実施していく予定である。
- ID情報
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- 課題番号 : 17K12317
- 体系的課題番号 : JP17K12317
この研究課題の成果一覧
絞り込み
講演・口頭発表等
2-
第21回日本母性看護学会学術集会 2019年6月14日
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第38回日本看護科学学会学術集会交流集会 2018年12月16日