2013年4月 - 2015年3月
Tissue Engineering をもちいた抗腫瘍免疫応答の誘導
日本学術振興会 科学研究費助成事業 挑戦的萌芽研究 挑戦的萌芽研究
フィブリンの働きに着目し、OK-432を用い、固形がんに対する免疫療法の開発に向けた基礎研究を行うことを目的とした。
フィブリン網の電子顕微鏡による観察を行い、至適希釈倍率を決定し、マクロファージのフィブリン内への侵入およびOK-432貪食像を確認した。次に、フィブリンにOK-432を加えることによりマクロファージ系細胞株J774.1がフィブリン内に数多く侵入すること(遊走能獲得)を評価した。ラット門脈塞栓モデルでは組織障害・炎症性細胞浸潤の経時的変化の観察し、フィブリンの存在により組織学的な障害が長期間残存し、組織障害部位にマクロファージの浸潤細胞数が多く炎症反応が遷延することを明らかにした。
フィブリン網の電子顕微鏡による観察を行い、至適希釈倍率を決定し、マクロファージのフィブリン内への侵入およびOK-432貪食像を確認した。次に、フィブリンにOK-432を加えることによりマクロファージ系細胞株J774.1がフィブリン内に数多く侵入すること(遊走能獲得)を評価した。ラット門脈塞栓モデルでは組織障害・炎症性細胞浸潤の経時的変化の観察し、フィブリンの存在により組織学的な障害が長期間残存し、組織障害部位にマクロファージの浸潤細胞数が多く炎症反応が遷延することを明らかにした。
- リンク情報
- ID情報
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- 課題番号 : 25670558
- 体系的課題番号 : JP25670558