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2021年3月31日

反応性骨材と共存する骨材がASR膨張に及ぼす影響

セメント・コンクリート論文集
  • 寺本 篤史
  • ,
  • 大久保 孝昭

74
1
開始ページ
235
終了ページ
242
記述言語
日本語
掲載種別
DOI
10.14250/cement.74.235
出版者・発行元
一般社団法人 セメント協会

本研究ではASRのペシマム現象において、反応性骨材と共存する骨材の影響を明らかにすることを目的として実験的・解析的検討を実施した。その結果、同一の反応性骨材を同量使用した場合でも、共存する骨材種類によりコンクリートのASR膨張率ならびにペシマム混合率が変化することが確認された。また、U.F.O.モデルを用いた試算の結果、共存する骨材の力学特性を考慮した場合、解析精度が向上すること、人工軽量骨材を混合したコンクリートでASR膨張率が著しく低減される理由は力学特性だけでは説明がつかず人工軽量骨材によるアルカリ消費が主な原因と考えられた。

リンク情報
DOI
https://doi.org/10.14250/cement.74.235
CiNii Research
https://cir.nii.ac.jp/crid/1390287540627140864?lang=ja
URL
https://www.jstage.jst.go.jp/article/cement/74/1/74_235/_pdf
ID情報
  • DOI : 10.14250/cement.74.235
  • ISSN : 0916-3182
  • eISSN : 2187-3313
  • CiNii Articles ID : 130008009208
  • CiNii Research ID : 1390287540627140864

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