共同研究・競争的資金等の研究課題

2018年4月 - 2020年3月

コンクリート構造物に生じたひび割れの時間依存性挙動のモデル化

日本学術振興会  科学研究費助成事業 若手研究  若手研究

課題番号
18K13868
体系的課題番号
JP18K13868
配分額
(総額)
4,160,000円
(直接経費)
3,200,000円
(間接経費)
960,000円

本研究では,コンクリートに生じたひび割れの補修工法の合理化を目的として,ひび割れ挙動に影響を及ぼす因子を調査した。調査対象は,1)壁面温度,2)降雨,3)ひび割れ発生原因(乾燥収縮,ASR),4)ひび割れ幅,5)外部部材による拘束,6)凍結などであり,実構造物のモニタリングおよび数値解析を実施した。
その結果,コンクリートのひび割れは,温湿度の影響を受け,また,ひび割れ発生要因によっても変化することが明らかにされた。このことは,ひび割れの補修工法は大きな地域性を有することを示唆するものであった。

リンク情報
URL
https://kaken.nii.ac.jp/file/KAKENHI-PROJECT-18K13868/18K13868seika.pdf
KAKEN
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-18K13868
ID情報
  • 課題番号 : 18K13868
  • 体系的課題番号 : JP18K13868