2018年4月 - 2020年3月
コンクリート構造物に生じたひび割れの時間依存性挙動のモデル化
日本学術振興会 科学研究費助成事業 若手研究 若手研究
本研究では,コンクリートに生じたひび割れの補修工法の合理化を目的として,ひび割れ挙動に影響を及ぼす因子を調査した。調査対象は,1)壁面温度,2)降雨,3)ひび割れ発生原因(乾燥収縮,ASR),4)ひび割れ幅,5)外部部材による拘束,6)凍結などであり,実構造物のモニタリングおよび数値解析を実施した。
その結果,コンクリートのひび割れは,温湿度の影響を受け,また,ひび割れ発生要因によっても変化することが明らかにされた。このことは,ひび割れの補修工法は大きな地域性を有することを示唆するものであった。
その結果,コンクリートのひび割れは,温湿度の影響を受け,また,ひび割れ発生要因によっても変化することが明らかにされた。このことは,ひび割れの補修工法は大きな地域性を有することを示唆するものであった。
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- 課題番号 : 18K13868
- 体系的課題番号 : JP18K13868