2011年 - 2013年
病院における職業性曝露防護策と危険回避行動を促す看護職者教育プログラムの開発
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基盤研究(C)
本研究は,看護職者の労働上の危険に関する知識と予防行動について明らかにする目的で全国から無作為抽出した病院500施設を対象として「感染症」,「抗がん剤取扱い」,「ハラスメント」,「職業被ばく」など6項目について調査を実施した.結果,6項目中,比較的高い知識を有し,組織環境が整っていたのは職業感染対策であった.「抗がん剤取扱いの危険の回避」,「ハラスメント対策」,[職業被ばく]などについては個人・組織ともリスク認識が低く予防策は不十分であった.手袋やガウンなどの個人防護具の整備は組織規模で有意な差がみられた.これらに対して技術演習を取り入れた研修が効果的で評価が高かった.
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- ID情報
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- 課題番号 : 23593161
- 体系的課題番号 : JP23593161
この研究課題の成果一覧
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MISC
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名古屋学芸大学看護学部紀要 1(1) 12-19 2021年3月 査読有り筆頭著者
書籍等出版物
1-
メディカ出版 2020年1月 (ISBN: 9784840453851)
講演・口頭発表等
2-
第33回日本看護科学学会学術集会 2012年8月
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Fifth Pan-Pacific Nursing Conference and Seventh Nursing Symposium on Cancer Care. 香港 2011年9月22日