MISC

1999年1月

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第21回日韓原子力産業セミナー
  • 東浦 則和

記述言語
英語
掲載種別

「ふげん」の重水浄化系や原子炉冷却材浄化系で使用されたイオン交換樹脂の処理技術として開発中の熱分解法について紹介する。イオン交換樹脂は、直接セメント固化体として固化する場合には、水分を吸収した際にイオン交換樹脂が膨潤してセメント固化体を破壊する可能性があることや、化学除染剤として用いられるキレート剤を吸着している場合には放射性物質の保持性能が低下することから、埋設処分体とする前に適当な安定化処理を施す必要がある。「ふげん」ではこの処理法として熱分解法が有望と判断し、検討を行なっている。熱分解操作を行なっても放射性物質は熱分解残渣側に99.95\%以上が残留するため、直接焼却の場合問題となる排ガス処理系への負荷が極めて小さいことが実験室での試験により確認されている。現在、放射性物質濃度が700kBq/cm3程度の使用済み交換樹脂を20m3/年で処理する装置を設計するために1/3規模のコールド

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