斜め衝突による鉄筋コンクリート構造の局部損傷評価に関する研究; 飛翔体先端形状による影響評価検討
第65回理論応用力学講演会・第22回土木学会応用力学シンポジウム
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- 開催年月日
- 2019年6月
- 記述言語
- 日本語
- 会議種別
- 開催地
- 札幌
- 国・地域
- 日本
飛翔体衝突に起因する鉄筋コンクリート(RC)板構造の局部損傷評価に対しては、多くの実験式が提案されている。これらの評価式のほとんどは、剛な飛翔体がRC板構造に垂直に衝突する試験結果に基づいて導出されている。実際には垂直ではなくある角度を持って衝突することが多いことが予想されるが、RC板構造への斜め衝突を想定した実験や評価式はほとんどみあたらない。本研究は、これまでの実験結果とシミュレーション結果に基づいて、飛翔体の斜め衝突によるRC板構造の局部損傷を評価するための新しい評価式を提案することを最終目的としている。これまでに衝突試験の再現解析を実施し、解析手法の妥当性を確認している。本稿では、この妥当性が確認された解析手法を用いて衝撃応答解析を実施し、飛翔体の衝突角度や先端形状の違いがRC板構造の局所損傷に与える影響を解析的に検討し、得られた知見を報告する。