2011年 - 2012年
脂肪組織由来間葉系幹細胞の感染症治療への応用
日本学術振興会 科学研究費助成事業 挑戦的萌芽研究 挑戦的萌芽研究
脂肪組織由来間葉系幹細胞(ASCs: adipose tissue-derived mesenchymal stem cells)を用い致死的細菌感染症の治療法としての有用性を検討したところ、致死的ブドウ球菌エンテロトキシンショックマウスモデルに対し、著明な致死率低下効果を示した。この効果は、ASCs投与による炎症性サイトカインの産生抑制によるものであることが明らかとなった。本研究により、ASCsは致死的細菌感染症の予防・治療に応用できる可能性が示唆された。
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- 課題番号 : 23659217
- 体系的課題番号 : JP23659217