2013年4月 - 2016年3月
ケミカルバイオロジーを利用したヒトヌクレオチド除去修復機構の解析
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(B) 基盤研究(B)
我々は、これまでにヒト細胞のヌクレオチド除去修復反応を阻害する低分子化合物を発見し、ERCC1-XPFのプロテアソーム依存的分解誘導が原因であることを明らかにしている。本研究では、この分解誘導の詳細なメカニズムを明らかにすべく、この反応に関わる因子の同定を試み、2種のポリユビキチン化関連因子を同定した。また、100種以上の構造類縁体を用いて活性を比較し、構造活性相関を明らかにした。一方、新たな化合物ライブラリーを用いたスクリーニングも実施したが、上記化合物と同レベルの高い阻害活性を示す化合物は得られなかった。
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- 課題番号 : 25281017
- 体系的課題番号 : JP25281017