共同研究・競争的資金等の研究課題

2018年4月 - 2021年3月

ウエアラブルセンサーを用いた思春期うつ状態の早期発見

日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(C)
  • 小野 靖樹
  • ,
  • 辻口 博聖
  • ,
  • 中村 裕之
  • ,
  • 山村 崇尚
  • ,
  • 廣澤 徹

課題番号
18K07591
配分額
(総額)
3,640,000円
(直接経費)
2,800,000円
(間接経費)
840,000円

本年度はさらに被験者を増やし、全体では25人の参加が得られた。まだ統計解析するには十分な被験者数ではないが、現時点でも暫定的な傾向は知ることができた。すなわち
ネット依存傾向と自律神経の回復の最大値、あるいは起立試験の際の心拍の変化の程度と相関が認められた。前者についてはネット依存傾向の高いものほど、夜間の自律神経の回復が高いことを意味し、成人の知見に反する傾向である。若年では脳の発達が途上にあり、成人と異なる結果がでた可能性が推測される。また後者については夜間の回復が大きいものほど、起立試験による負荷での心拍の変化が大きく、必ずしも夜間の回復が高いことが自律神経の回復を単純に意味するものでないことが示唆された。
またネット依存傾向が大きいものほど、睡眠時間が減少していた。一方ネット依存度と1日の活動量とは相関は認めず、クラブでの活動が寄与している可能性が推測された。
今後さらに被験者数を増やし、検討を加えていきたい。

ID情報
  • 課題番号 : 18K07591