超臨界水反応を用いた放射能分析のための環境試料処理技術
6th Asia-Pacific Symposium on Radiochemistry (APSORC 2017)
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- 開催年月日
- 2017年9月
- 記述言語
- 英語
- 会議種別
- 国・地域
- 朝鮮民主主義人民共和国
環境試料中の放射能濃度を測定するには、試料中の有機物分解や目的核種の抽出といった化学分離を行う。しかしながら、従来の化学処理は、化学薬品を使用するため、分析者、分析フードや環境に影響を及ぼす。一方、超臨界水反応は健康や環境へ悪影響をおよぼすことなく有機物が分解できる。そこで超臨界水反応を環境試料中の放射能濃度分析への適用を検討する。本研究では、環境試料における有機物やSr濃度について、超臨界水反応の前後で比較を行った。有機物は、高い温度、長い反応時間でより分解された、しかし、Srは反応後溶液中に抽出されなかった。