2018年
中山間地域に暮らす人々のソーシャル・キャピタルや生活習慣が認知機能に及ぼす影響 : 横断研究
島根県立大学出雲キャンパス紀要 = Bulletin of the University of Shimane Izumo Campus
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- 巻
- 14
- 号
- 開始ページ
- 3
- 終了ページ
- 11
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 出版者・発行元
- 島根県立大学出雲キャンパス
中山間地域在住者における認知機能と生活習慣,ソーシャル・キャピタル(SC)の関係を明らかにすることを目的に, Shimane CoHRE Study のデータを用いた横断研究を行った。2011 年に島根県の中山間地域在住者で健康診査を受診した491 名を対象者とし,生活習慣,SC に関するデータを収集した。認知機能はCognitive Assessment for Dementia, iPad version(CADi)にて評価した。2 群化したCADi 得点を従属変数とし, 生活習慣等に関する5 項目を独立変数とする多変量ロジスティック回帰分析を行った。その結果,CADi 得点に対して,統計的に有意な正の関連が認められたのは食塩摂取量,教育年数,構造的SC,負の関連が認められたのは年齢,収縮期血圧であった。
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- ID情報
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- ISSN : 2187-199X
- CiNii Articles ID : 120006583547
- CiNii Books ID : AA12602822