2007年 - 2010年
脱植民地化の双方向的歴史過程における「植民地責任」の研究
文部科学省 科学研究費補助金(基盤研究(A)) 基盤研究(A)
- 課題番号
- 19202023
- 体系的課題番号
- JP19202023
- 担当区分
- 連携研究者
- 配分額
-
- (総額)
- 32,890,000円
- (直接経費)
- 25,300,000円
- (間接経費)
- 7,590,000円
- 資金種別
- 競争的資金
本研究では、「植民地責任」概念を用いて、脱植民地化過程を第二次世界大戦後の植民地独立期に限定せず、20世紀の世界史全体の展開の中で検討した。その結果、第一次世界大戦期の萌芽的に出現した「植民地責任」論に対し、それを封じ込める形で国際的な植民地体制の再編が行われ、その体制が1960年代の植民地独立期を経て「冷戦」期にまで継続したことが明らかになった。
- リンク情報
- ID情報
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- 課題番号 : 19202023
- 体系的課題番号 : JP19202023
この研究課題の成果一覧
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論文
1-
永原陽子編『「植民地責任」論：脱植民地化の比較史』青木書店 189-217 2009年3月
書籍等出版物
1-
青木書店 2009年3月1日 (ISBN: 4250209075)
講演・口頭発表等
1-
Pacific Regional Seminar of United Nations on the Implementation of the Second International Decade for the Eradication of Colonialism:Assessment of the decolonization process in Today's World 2010年5月18日 招待有り