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2016年3月

【咽頭癌・食道癌の内視鏡診療:現状と今後の展望】 食道表在癌に対する画像強調併用拡大内視鏡検査の有用性

消化管の臨床
  • 堀 圭介
  • ,
  • 河原 祥朗
  • ,
  • 後藤田 達洋
  • ,
  • 安部 真
  • ,
  • 河野 吉泰
  • ,
  • 三浦 公
  • ,
  • 神崎 洋光
  • ,
  • 岩室 雅也
  • ,
  • 喜多 雅英
  • ,
  • 川野 誠司
  • ,
  • 岡田 裕之

21
開始ページ
21
終了ページ
25
記述言語
日本語
掲載種別
出版者・発行元
うず潮フォーラム事務局

食道表在癌症例に対する画像強調併用拡大内視鏡検査(M-IEE)の有用性について概説する。食道表在癌の深達度診断に関して、2012年に井上、有馬分類を統合した食道学会分類が提唱されており、現時点での報告は単施設の集積に留まっているが、高い正診率が報告されている。我々の施設での2006年4月から2014年9月までに内視鏡的治療を施行された303症例での正診率は87.1%であった。食道、頭頸部癌患者においてはアルコール代謝の際に生じるアセトアルデヒドによる同時性、異時性多重癌が問題となる。我々の施設でのM-IEE併用ヨード染色内視鏡検査にて、食道多発癌を約20%、咽頭多重癌を約10%に認めた。M-IEEは食道表在癌の治療適応の判定に、そして特に頭頸部、食道癌発症の高リスク群における多重癌のスクリーニング、サーベイランスに有用である。(著者抄録)

ID情報
  • ISSN : 1341-1802
  • 医中誌Web ID : 2016172618

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