基本情報

所属
工学院大学 教育推進機構教職課程科 教授
学位
博士(文学)(2009年6月 早稲田大学)

J-GLOBAL ID
200901088085913932
researchmap会員ID
5000097966

外部リンク

国連子どもの権利条約を中心に人権を研究しています。子どもは脆弱性が高く、複合差別にさらされやすい存在です。一方、国連子ども特別総会で子どもたちが「私たちは問題の根源ではありません。-わたしたちは問題解決のために必要な資源です」(国連子ども特別総会・子どもフォーラム「私たちにふさわしい世界」2002年)と述べたように、子どもは自分ひとりで、あるいは仲間と共に社会を変えていくことができる存在でもあります。子どもをエンパワーしながら、子どもと共に人権を保障する社会に向けた実践・理論・制度を生み出すことをめざしています。

【現在の研究テーマ・問題関心】

人権教育・子どもの権利学習:人権を保障していくためには、まず一人ひとりが人権を知ることが肝要です。そこで、子どもの権利学習の教材・プログラム開発、実践と人権教育の制度について研究しています。なお、「子どもの人権教育」ではなく「子どもの権利学習」を用いるのは、「これまで使われてきたいわゆる人権教育とはやや異なる側面」があるからであり、それは「子ども自身が子ども期にその権利を使えるようになることが想定されている」(喜多、2010)という点です。

→子どもの権利学習/人権教育教材・プログラム開発(絵本・紙芝居・デジタルコンテンツ)と実践/防災教育と人権教育(川崎市内での実践)/独立した国内人権機関による人権教育/ジェンダー/DE&I(Diversity , Equity and Inclusion)

災害時の子どもの権利保障:国連子どもの権利委員会は、「第12条に掲げられた権利は危機的状況またはその直後の時期においても停止しないことを強調」します(国連子どもの権利委員会一般的意見12号「意見を聴かれる子どもの権利」、2009)。しかし、避難所運営や復興計画策定では、子どもの声が聴かれることはありません。このことから、災害時の子どもの実態把握、子どものの回復にふさわしい環境の創出、復興への意見反映・参加にどのような支援が必要かを探っています。

→災害時の居場所/児童館・放課後児童クラブのBCP/災害派遣遊びチーム/地震ごっこ・津波ごっこ/災害時の大型児童館の役割/復興への意見反映・参加/こども環境学

自治体子どもの人権オンブズパーソン:自治体で広がる子どもの人権オンブズパーソンの実践、とくに「子どもの声を聴く」在り方を実践的に研究しています。子どもが「助けて」と言えること、SOSを出せることを意見表明・参加のひとつと捉え、そのための人権教育や広報普及について検討しています。

→子どもの相談・救済/人権侵害からの回復/人権広報・啓発/人権教育

 【単著】

 子ども支援学研究の視座                        災害と子ども支援 復興のまちづくりに子ども参加を

『子ども支援学研究の視座』(学文社、2010)      『災害と子ども支援』(学文社、2016)

 第6回こども環境学会論文・著作奨励賞         第12回こども環境学会 論文・著作賞

                             第11回生協総研賞 研究賞

子どもの権利条約を学童保育に活かす 

『子どもの権利条約を学童保育に活かす』(高文研、2020)


委員歴

  20

論文

  29

MISC

  58

書籍等出版物

  18

講演・口頭発表等

  37

共同研究・競争的資金等の研究課題

  10

社会貢献活動

  26

メディア報道

  10