論文

2011年3月15日

自動麻酔記録装置から麻酔情報システムへ

日本臨床麻酔学会誌 = The Journal of Japan Society for Clinical Anesthesia
  • 三条 芳光
  • ,
  • 上田 朋範
  • ,
  • 森田 耕司
  • ,
  • 白石 義人
  • ,
  • 風間 富栄

31
2
開始ページ
210
終了ページ
220
記述言語
日本語
掲載種別
DOI
10.2199/jjsca.31.210
出版者・発行元
日本臨床麻酔学会

  自動麻酔記録装置の用語は,現在ではAIMS(麻酔情報システム)に収束している.AIMSについて,各種文献,著者らの経験,メーカーアンケートをもとに述べた.大学病院での普及率は急拡大し70%程度(米国10%程度)が見込まれる.用途としては麻酔,看護,人工心肺,請求,手術管理などで,手術部門システムとしても機能する例が多く,(OR+A)IMS=ORAIMSが実情である.新機能としては術中薬物動態シミュレーション機能が注目されている.浜松医科大学が舞台となったJSA麻酔台帳ベースの高機能拡張版JSA/AE開発では,AIMSの発展史上,よい試金石となる,先端型のORAIMSが実現した.

リンク情報
DOI
https://doi.org/10.2199/jjsca.31.210
CiNii Articles
http://ci.nii.ac.jp/naid/10027912149
CiNii Books
http://ci.nii.ac.jp/ncid/AN00330159
ID情報
  • DOI : 10.2199/jjsca.31.210
  • ISSN : 0285-4945
  • CiNii Articles ID : 10027912149
  • CiNii Books ID : AN00330159
  • identifiers.cinii_nr_id : 9000003839442

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