基本情報

所属
東北大学 大学院工学研究科 航空宇宙工学専攻 教授
学位
博士(工学)(東京大学)

J-GLOBAL ID
200901005743681770
researchmap会員ID
0000024017

外部リンク

1956年、大阪生まれ。京都大学工学部航空工学科卒業。航空宇宙技術研究所(現JAXA)に23年勤務した後、2003年に東北大学大学院に転任。現在、工学研究科(航空宇宙工学専攻)教授、工学博士。専門は実験空気力学、航空宇宙工学。1988-89年、長期在外研究員としてNASAラングレー研究センターに滞在。また、1999年から5年間、科学技術振興調整費プロジェクト「MOSAIC」を率い、熱流体実験のための機能性分子センサーの研究開発を推進した。現在の研究テーマは,先進的空力センシング技術,磁力支持天秤装置を用いた動的風洞実験,火星大気飛行のための空気力学の研究など。そのための学際研究を推進している。また近年は一般への科学啓蒙活動にも力を注いでいる。日本航空宇宙学会、米国航空宇宙学会、可視化情報学会、日本機械学会、基礎錯体工学研究会、航空ジャーナリスト協会に所属。

学歴

  1

委員歴

  37

受賞

  20

論文

  275

MISC

  245

書籍等出版物

  10

講演・口頭発表等

  68

共同研究・競争的資金等の研究課題

  25

産業財産権

  10

社会貢献活動

  2

メディア報道

  30

その他

  2
  • 2004年4月 - 2004年4月
    文部科学省科学技術振興調整費の知的基盤整備推進事業の研究テーマとして、平成11年度から5年計画で実施した「機能性分子による熱流体センシング技術の研究開発(通称:MOSAICプロジェクト)」が、2004年3月末をもって終了したことを受けて、本プロジェクトの成果を世界に発信し、化学、光計測、流体分野の学際研究の輪を世界に拡張するため国際ワークショップを開催する。米国ワシントン大学理学部化学科のガマル・カリル教授、ベンチャー企業ISSI代表ラリー・ゴス博士ら、この分野の世界的な権威者を招へいし、機能性分子センサー技術の現状と将来の方向について議論する。会議は、基調講演、招待講演、ポスターセッション、機器展示、およびパネルディスカッションからなり、異分野の研究者の自由な討論を重視した構成とする。会議後に、成果発表と議論の結果をまとめた会議録を出版する。
  • 1999年4月 - 1999年4月
    超高速流、超低温流、超希薄流など、従来の方法では計測が困難な極限環境における熱流体現象を解明するため、光機能性分子を利用して、圧力、温度、気体組成などの流体変数を光学的に計測する新しい概念の熱流体センシングの基盤的研究を行う。熱流体力学、機能性化学、光電子工学、画像情報解析の異なる四分野の専門家が有機的に連携して、機能性分子の薄膜をセンサプローブとして用い、空間的・時間的に変動する流れ場を光学画像としてとらえる可視化技術を開発する。多様な熱流体環境で機能するセンサ分子をデータベース化することによって、極限環境における熱流体現象を解明するための知的基盤の整備に資する