2000年 - 2001年
国文学データを統合利用するためのモデル論的研究
文部科学省 科学研究費補助金(基盤研究(C)) 基盤研究(C)
1.汎用モデルの検討
異なるデータを統一的な枠組みで検索するための汎用データモデルの検討を継続して行った。汎用メタデータモデルとしてDublin Coreメタデータ(以下DC)とTEI(Text Encoding Initiative)ヘッダについて検討した。さらに新しいメタデータのあり方として、地理-時間情報を組み込んだECAI(Electronic Clutual Atlas Intiative)によるメタデータ(ECAIメタデータ)についても検討を加えた。
2.専用モデルと変換規則の設計
個別のデータをDCメタデータへ精度良く対応させるため研究領域用の専門モデルについて検討した。既存データを直接DCデータへ変換させることも可能であるが、DCメタデータはデータ項目が少なく専門領域のニーズを満さない。その結果、データの対応付けにバラツキが生じデータの品質低下を招く。そこで研究領域専用のメタデータモデルを媒介することとした。領域専用モデルとして、テキストデータ用にTEIヘッダ、目録データモデル用にJapan MARC、史料についてはISAD(G)を選択した。同時に、個別ベースから研究領域専用メタデータへの変換規則と、研究領域専用メタデータからDCメタデータへの変換規則を定義した。
3.データの作成
これらの検討結果を踏まえてデータの変換を試みた。変換実験は、館蔵古書目録、OP...
異なるデータを統一的な枠組みで検索するための汎用データモデルの検討を継続して行った。汎用メタデータモデルとしてDublin Coreメタデータ(以下DC)とTEI(Text Encoding Initiative)ヘッダについて検討した。さらに新しいメタデータのあり方として、地理-時間情報を組み込んだECAI(Electronic Clutual Atlas Intiative)によるメタデータ(ECAIメタデータ)についても検討を加えた。
2.専用モデルと変換規則の設計
個別のデータをDCメタデータへ精度良く対応させるため研究領域用の専門モデルについて検討した。既存データを直接DCデータへ変換させることも可能であるが、DCメタデータはデータ項目が少なく専門領域のニーズを満さない。その結果、データの対応付けにバラツキが生じデータの品質低下を招く。そこで研究領域専用のメタデータモデルを媒介することとした。領域専用モデルとして、テキストデータ用にTEIヘッダ、目録データモデル用にJapan MARC、史料についてはISAD(G)を選択した。同時に、個別ベースから研究領域専用メタデータへの変換規則と、研究領域専用メタデータからDCメタデータへの変換規則を定義した。
3.データの作成
これらの検討結果を踏まえてデータの変換を試みた。変換実験は、館蔵古書目録、OP...
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- ID情報
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- 課題番号 : 12680427
- 体系的課題番号 : JP12680427