2019年4月 - 2022年3月
真菌・細菌・細胞内共生微生物による病原体媒介蚊のパラトランスジェネシス
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(B) 基盤研究(B)
蚊は、吸血によりウイルスや原虫等の病原体をヒトに媒介し、デング熱やマラリアなどの感染症を引き起こす。微生物の介在により昆虫の性質を間接的に改変するパラトランスジェネシスにおいて、蚊に感染する昆虫ウイルス・真菌・細菌など他種の微生物が、蚊と病原体の間にある相互作用のバランスに影響を与えうる仕組みの一端(ウイルス免疫応答の惹起、細菌の蚊集団内拡散、真菌病原性因子の同定)を明らかにした。
- ID情報
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- 課題番号 : 19H03462
- 体系的課題番号 : JP19H03462