2008年1月17日
口部の画像認識を用いた肢体不自由者のためのコミュニケーション支援システムの提案
電子情報通信学会技術研究報告. TL, 思考と言語
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- 巻
- 107
- 号
- 432
- 開始ページ
- 83
- 終了ページ
- 87
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 出版者・発行元
- 一般社団法人電子情報通信学会
肢体不自由者は身体が不自由なため、日常生活動作(ADL)を行うために介助者、あるいは支援機器のサポートが必要となる。特に支援機器をコントロールしたり、介助者とコミュニケーションを取ったりするシステムのユーザインタフェースは、容易な操作で扱えることが望まれる。そこで本研究ではこれらへの応用を想定し、先行研究を参考にしながら画像認識技術を用いて数種類の口部形状を自動認識するシステムを試作した。本研究では予め取得した対象者の口部画像と、カメラにより取得した口部画像それぞれから得た明度分布を比較して類似度を求めることにより、明度分布の特徴解析を行うことなく、口部形状を認識する。本研究では肢体不自由者1名の協力を得て、協力者宅で試用実験を行い、対象ユーザからの意見や要望を参考にシステムを改良した。
- リンク情報
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- CiNii Articles
- http://ci.nii.ac.jp/naid/110006596090
- CiNii Books
- http://ci.nii.ac.jp/ncid/AN10449078
- ID情報
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- ISSN : 0913-5685
- CiNii Articles ID : 110006596090
- CiNii Books ID : AN10449078
- identifiers.cinii_nr_id : 1000010373044