2012年6月
心的背景を持つ小学生の身体症状の学年変化
教育保健研究
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- 巻
- 号
- 17
- 開始ページ
- 55
- 終了ページ
- 61
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 出版者・発行元
- 中国・四国学校保健学会
小学生を対象に身体症状の調査を行った結果、「腹痛」、「だるい」、「頭痛」の訴えの頻度が高く、低学年では特に多くの身体症状と悩みの関連が見られた。心的背景が身体症状や睡眠状態に影響を与えていたが、その関連には性別や発達段階による特徴があり、低学年では「腹痛」、「下痢」などの消化器症状が、高学年では「いらいら」などの心的状態と関係が強かった。心身の健康状態の把握のためには、健康観察などを通して、正確に子どもの状態を把握するとともに支援的に関わっていくことが重要であると考えられた。(著者抄録)
- ID情報
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- ISSN : 1342-002X
- 医中誌Web ID : 2014103684