基本情報

所属
早稲田大学 社会科学部
慶應義塾大学 文学部
明治大学 文学部

J-GLOBAL ID
201901020280689951
researchmap会員ID
B000364113

イマヌエル・カントの倫理学を研究しています。

現在はカントの後期著作である『たんなる理性の限界内における宗教』を、最高善の実現のために必要な道具立てを展開したものとして解釈することを試みています。その際には、A. W. Wood、S. Palmquist、L. R. Pasternackらが重要視する神学的概念(神、恩寵、教会など)についてその哲学的役割を分析するとともに、P. Friersonが焦点を当ててきた人間学的・歴史的概念(情念や激情など)がカントの人間理解に与える影響をも合わせて考察します。

この研究を通して、カント倫理学の全体系に照らした市民共同体論及び悪論を明らかにすることを目指しています。


研究キーワード

  6

委員歴

  2

論文

  6

MISC

  1

講演・口頭発表等

  9

担当経験のある科目(授業)

  6

共同研究・競争的資金等の研究課題

  5