2016年4月
A病院B病棟における卒後3年未満の看護師のタイムマネジメントの実際
日本看護学会論文集: 看護管理
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- 巻
- 号
- 46
- 開始ページ
- 92
- 終了ページ
- 95
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 出版者・発行元
- 日本看護学会
卒後3年未満看護師のタイムマネジメントの現状を明らかにすることを目的に、A病院B病棟の当該看護師5名を対象に、タイムマネジメントに関する認識度調査を行うとともに、研究者が日勤帯(8時30分〜17時15分)の勤務時間内・勤務時間外の行動を1日共にし、1分ごとの行動状況を非参加観察法で観察した。認識度調査の結果、卒後3年未満の看護師はタイムマネジメントの意識はあるものの、うまくできていないと感じていることが分かった。また、行動調査では、卒後3年未満の看護師はバイタル測定や記録、点滴などの業務に多くの時間を費やしており、「ルート確保できずに他人へ依頼し2人で実施」「機器のエラーに数人で対応」といった無駄な時間を1人当たり39.4分費やしていることが分かった。
- ID情報
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- ISSN : 1347-8184
- 医中誌Web ID : 2016251685