MISC

2010年5月

カルシウムを添加したウランのレーザーブレークダウン発光分光; 時間分解分光(受託研究)

JAEA-Research 2010-004
  • 赤岡 克昭
  • ,
  • 丸山 庸一郎
  • ,
  • 大場 正規
  • ,
  • 宮部 昌文
  • ,
  • 音部 治幹
  • ,
  • 若井田 育夫

開始ページ
13
終了ページ
記述言語
日本語
掲載種別
機関テクニカルレポート,技術報告書,プレプリント等
DOI
10.11484/jaea-research-2010-004

低除染TRU燃料の迅速なその場分析を遠隔で実現することを目的として、レーザーブレークダウン発光分光(LIBS)法をウラン酸化物試料に適用し、不純物スペクトルの出現特性を取得した。不純物として発光スペクトルの簡単なカルシウムを選定し、酸化ウラン中に微量の酸化カルシウムを添加した試料における発光スペクトルの時間分解測定を行い、強度,励起温度等の特性を明らかにした。その結果、ウランスペクトルに対して安定した強度のカルシウムスペクトルを得るためには、レーザー照射後4$\mu$s以上経過したスペクトルを観測することが最適であることがわかった。

リンク情報
DOI
https://doi.org/10.11484/jaea-research-2010-004
URL
https://jopss.jaea.go.jp/search/servlet/search?5023126
ID情報
  • DOI : 10.11484/jaea-research-2010-004

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