赤尾光春 (Mitsuharu Akao) - マイポータル

基本情報

所属: 国立民族学博物館特任助教

学位: 博士（学術）(総合研究大学院大学)

研究者番号: 90411694
J-GLOBAL ID: 201601013029318172
researchmap会員ID: B000250533

外部リンク: https://kaken.nii.ac.jp/d/r/90411694.ja.html

研究キーワード

研究分野

経歴

2022年10月 - 現在

国立民族学博物館特任助教
2013年 - 2015年

大阪大学大学院・文学研究科助教

論文

ロシア語を話すユダヤ人コメディアンＶＳユダヤ人贔屓の元ＫＧＢスパイ

現代思想 50(6) 119-136 2022年5月招待有り
ユダヤ教とシオニズムのもつれた関係――改革派と(超)正統派における反シオニズム闘争の変遷

赤尾光春

福音と世界 72(11) 12-17 2017年11月招待有り
生命の源としての息－ユダヤ教における呼吸（ネシマ）と霊魂（ネシャマ）

環境と健康 29(3) 205-214 2016年12月招待有り
S・アン=スキーの『ガリツィアの破壊』と記憶のポリティクス(下)ディアスポラ・ナショナリズムとシオニズムのはざまで

赤尾光春

思想 (1094) 111-135 2015年6月
S・アン=スキーの『ガリツィアの破壊』と記憶のポリティクス(上)ロシア帝政末期におけるユダヤ人の歴史記述と受難文学

赤尾光春

思想 (1093) 7-29 2015年5月
水面下の代理戦争 : ユダヤ・ファクターから見たウクライナとロシアの動向 (特集ロシア : 帝政からソ連崩壊、そしてウクライナ危機の向こう側) -- (何が起こっているのか)

赤尾光春

現代思想 42(10) 110-128 2014年7月
シオニスト的ユートピア小説の系譜と『他者』の不在

ユダヤ学会議vol.6：The 5th CISMOR Conference on Jewish Studies vol.6ヘブライ語文化の復興: 現代ユダヤ教における意義・日本文化との関係 6 55-78 2013年6月
『根なし草』と『肉体の主』――Ｍ・Ｙ・ベルディチェフスキーとユダヤ文化革命の両義性

コンフリクトのなかの芸術と表現――文化的ダイナミズムの地平 305-329 2013年3月
「シオン愛好家」としてのショレム・アレイヘム : シオニストとイディシストのはざまで

赤尾光春, アカオミツハル, Akao Mitsuharu

待兼山論叢 (47) 19-37 2013年
東西ヨーロッパにおける『ユダヤ人信仰の痕跡を辿る――トラフテンベルク『悪魔とユダヤ人』(1943)とアンスキー「文化の相互影響」(1923)をめぐって

交錯するアート・メディア 2011年3月
”Еврейский вопрос” как русский: Общественное движение русских писателей в защиту евреев в последние десятилетия царской России

赤尾光春

21st Century COE Program Slavic Eurasian Studies "Beyond the Empire: Images of Russia in the Eurasian Cultural Context" 2008年3月
ハシディズム巡礼の復活とユダヤ・ウクライナ関係の再編

赤尾光春

ユダヤ・イスラエル研究 (22) 60-72 2007年11月
A New Phase in Jewish-Ukrainian Relations?: Problems and Perspectives in the Ethno-Politics over the Hasidic Pilgrimage to Uman

赤尾光春

East European Jewish Affairs 37(2) 137-155 2007年8月査読有り
帝政末期におけるロシア作家のユダヤ人擁護活動--ソロヴィヨフ,トルストイ,ゴーリキー,コロレンコを事例として

赤尾光春

ロシア語ロシア文学研究 (39) 43-50 2007年査読有り
帰郷と流浪のはざまで--ウクライナ一地方都市におけるユダヤ人巡礼の民族誌

赤尾光春

旅の文化研究所研究報告 (13) 99-117 2004年12月査読有り
「帰郷」の中のディアスポラ--ウクライナにおけるユダヤ巡礼と競われる二つの聖地

赤尾光春

地域研究 6(1) 275-307 2004年4月
Hasidic Pilgrimage to Uman, Past and Present: The Ambiguous Centrality of a Jewish Sacred Place in Ukraine

赤尾光春

Jews & Slavs 11 121-151 2003年4月査読有り
ウマン巡礼の歴史--ウクライナにおけるユダヤ人の聖地とその変遷

赤尾光春

スラヴ研究 (50) 65-106 2003年査読有り
賞罰を与える者としてのユダヤ人--教会建立・崩壊潭にみられるユダヤ人の両義性

赤尾光春

ナマール (5) 70-83 2000年

MISC

書評『戦後ドイツに響くユダヤの歌 : イディッシュ民謡復興』阪井葉子著/三谷研爾褊

独文学報 35 53-61 2019年11月招待有り
老教師(後)

グロスマンワシーリー, 赤尾光春

みすず 59(4) 12-23 2017年5月
老教師(前)

グロスマンワシーリー, 赤尾光春

みすず 59(3) 26-42 2017年4月
世界史と芸術論を架橋する革命的クリケット文化批評

年報カルチュラル・スタディーズ 3 56-62 2015年6月
「コサックの栄光」と受難の聖地 : ウクライナとユダヤ人の古くて新しい関係

赤尾光春

季刊民族学 38(3) 87-107 2014年
アーレントのシオニスト的遺産？

図書新聞 (3141) 1-1 2013年12月
コメント本国送還(repatriation)とディアスポラ的記憶の継承 (2013年度歴史学研究会大会報告変容する地域秩序と境域 : 蝦夷地と中央ユーラシアの経験から) -- (近代史部会移動をめぐる主体と「他者」 : 排除と連帯のはざまで)

赤尾光春

歴史学研究 = The journal of historical studies (911) 117-119 2013年10月
二つの全体主義に抗して――ワシーリー・グロスマン『人生と運命』」

Publisher’s Review: みすず書房の本棚 (1) 1-1 2011年12月
ユダヤ学とイスラーム学における比較の視座 (第二回学術大会シンポジウム宗教学から見るユダヤ教とイスラーム)

赤尾光春

京都ユダヤ思想 (1) 64-68 2011年
記憶を共有しない者たちの「連帯」は可能か?--共通了解としての識別と威嚇の普遍的親和性 (特集いま、指紋押捺を再考する)

赤尾光春

大阪大学日本学報 (29) 79-81 2010年3月
前提を疑うこと : 小話に見るユダヤ精神(イディッシュカイト)

赤尾光春

京都ユダヤ思想 80-84 2010年
ユダヤ文化講座よりシュテットル再訪 : パスポートと軍隊のない「ユダヤ王国」

赤尾光春

ナマール (15) 2-19 2010年
パレスチナを読む『トーラーの名において』の影--イスラエルに依存するユダヤ教超正統派(ハレディーム)の両義性 (特集終わらない植民地支配--国境を超える抵抗--沖縄・パレスチナ・グアム・アイヌ)

赤尾光春

インパクション (175) 59-63 2010年
"Yiddish-Japanese Dictionary" by Kazuo Ueda

赤尾光春

Mizrekh: Jewish Studies in the Far East 2009年8月
翻訳『人生と運命』第1部第18章〔含解説『人生と運命』と「最後の手紙」〕

グロスマンワシーリ, 赤尾光春

むうざ (24) 117-138 2006年4月
翻訳老教師

グロスマンワシーリー, 木村里枝子, 赤尾光春

むうざ (23) 170-199 2004年12月
ワシーリー・グロスマンとホロコースト

赤尾光春

むうざ (23) 200-206 2004年12月
「ユダヤ人のウクライナ」断想(2)ウクライナでイディッシュ語を学ぶ

赤尾光春

ナマール (9) 59-104 2004年
翻訳ユダヤ人のいないウクライナ[含解説「ワシーリー・グロスマンとホロコースト」]

Grossman Vasily, 木村里枝子, 赤尾光春

ナマール (9) 105-116 2004年
「ユダヤ人のウクライナ」断想(1)

赤尾光春

ナマール (8) 47-65 2003年

もっとみる

書籍等出版物

ロシア文学からの旅――交錯する人と言葉

中村唯史, 坂庭淳史, 小椋彩編 (担当:共著, 範囲:「ワシーリー・グロスマン『人生と運命』」pp.108-109／「ユダヤ人」pp. 184-185)

ミネルヴァ書房 2022年5月
ウクライナを知るための６５章

服部倫卓, 原田義也編 (担当:共著, 範囲:「ウクライナとユダヤ人の古くて新しい関係――恩讐の彼方に」95-99頁)

明石書店 2018年10月
トレブリンカの地獄――ワシーリー・グロスマン前期作品集

赤尾光春, 中村唯史訳 (担当:共訳) (原著:ワシーリー・グロスマン)

2017年5月
ユダヤ人と自治――中東欧・ロシアにおけるディアスポラ共同体の興亡

赤尾光春, 向井直己 (担当:共編者(共編著者))

岩波書店 2017年3月
ディブックブルグント公女イヴォナ (ポーランド文学古典叢書)

西成彦, 赤尾光春 (担当:共訳) (原著:S.アン・スキ, ヴィトルト・ゴンブローヴィチ)

未知谷 2015年10月 (ISBN: 489642705X)
ディアスポラの力を結集する ―ギルロイ・ボヤーリン兄弟・スピヴァク

赤尾光春, 早尾貴紀, ダニエル・ボヤーリン, ジョナサン・ボヤーリン, 上野俊哉, ポール・ギルロイ, 浜邦彦, 合田正人, 鵜飼哲, 本橋哲也, 田崎英明, 竹村和子 (担当:共編者(共編著者))

松籟社 2012年6月 (ISBN: 4879843067)
コンフリクトのなかの芸術と表現-文化的ダイナミズムの地平 (叢書コンフリクトの人文学4)

赤尾光春 (担当:分担執筆, 範囲:「根なし草」と「肉体の主」――Ｍ・Ｙ・ベルディチェフスキーとユダヤ文化革命の両義性)

大阪大学出版会 2012年3月
シオニズムの解剖: 現代ユダヤ世界におけるディアスポラとイスラエルの相克

臼杵陽, 赤尾光春, 早尾貴紀 (担当:共編者(共編著者))

人文書院 2011年10月 (ISBN: 4409230476)
ディアスポラから世界を読む

赤尾光春, 早尾貴紀, 臼杵陽 (担当:共編者(共編著者))

明石書店 2009年6月 (ISBN: 4750330116)
ディアスポラの力―ユダヤ文化の今日性をめぐる試論

赤尾光春, 早尾貴紀 (担当:共訳) (原著:ジョナサンボヤーリン, ダニエルボヤーリン)

平凡社 2008年6月 (ISBN: 4582702759)

所属学協会

共同研究・競争的資金等の研究課題

「ユダヤ自治」再考――アシュケナージ文化圏の自律的特性に関する学際的研究

文部科学省科学研究費補助金(基盤研究(B)) 2014年 - 2016年

赤尾光春
イディッシュ語文化圏における芸術活動の研究

文部科学省科学研究費補助金(基盤研究(B)) 2009年 - 2013年

圀府寺司, 西成彦, 井口壽乃, 伊東信宏, 池田祐子, 三谷研爾, 加須屋明子, 片渕悦久, 永田靖, 黒田晴之, 赤尾光春
ロシアにおける宗教復興:公共機能、ライフヒストリー、空間動態

文部科学省科学研究費補助金(基盤研究(B)) 2009年 - 2011年

松里公孝, 長縄宣博, 赤尾光春, 藤原潤子, 井上まどか, 荒井幸康, 高橋沙奈美
ユーラシア・ユダヤ現代史の構築

文部科学省科学研究費補助金(基盤研究(B)) 2009年 - 2011年

高尾千津子, 原暉之, ウルフデイビッド, 野村真理, 中嶋毅, 小森宏美, 赤尾光春, 富田武, 鶴見太郎, 宮澤正典
ユダヤ教超正統派における反シオニズム・イデオロギーの形成と変容

文部科学省科学研究費補助金(若手研究(B)) 2008年 - 2010年

赤尾光春