Profile Information

Affiliation
Faculty of Education, Miyagi University of Education
Degree
学術修士(一橋大学)

J-GLOBAL ID
201401090483383271
researchmap Member ID
B000241348

近代日本における稲作とナショナリズムの関係性について、とりわけ、日本の東北地方の位置づけを焦点に研究してきました。熱帯、亜熱帯地域原産のイネが、日本では寒冷地の東北地方で集中的に栽培されるようになった経緯、東北地方が戦後穀倉地帯になっていく経緯を、朝鮮半島、台湾といった旧植民地域を取り巻く問題系として、また、稲と雑穀の間のヒエラルキーの言説に現れる、同時代の格差や貧困、民族問題に関わる文化的政治の波及を調べてきました。
また、近年は宮城県南三陸町を中心に、津波多発地帯における地域資源を生かしたコミュニティ創出に興味を持っています。森里川海と関わる分厚い生存基盤を維持しながら、三陸沿岸の「豊かさ」の潜在力を発揮できるまちづくりを考えています。

Papers

  13

Misc.

  48

Books and Other Publications

  10

Presentations

  12

Research Projects

  6

Academic Activities

  1
  • Planning, management, etc., Planning/Implementing academic research
    Apr, 2012 - Present

Social Activities

  16

Media Coverage

  8