共同研究・競争的資金等の研究課題

2020年4月 - 2023年3月

根粒着生制御と混作の協働による水田転換畑ダイズの湿害緩和技術の開発

日本学術振興会  科学研究費助成事業  基盤研究(C)

課題番号
20K06003
体系的課題番号
JP20K06003
配分額
(総額)
4,290,000円
(直接経費)
3,300,000円
(間接経費)
990,000円

本研究では、申請代表らがこれまでに公表した「萌芽的な技術提案」である、「根粒着生制御」と「接触混植」の複合が、ダイズの湿害ストレス緩和に有効であるかどうかを明らかにすることを目的とする。前年度までの研究進展により、奈良県、滋賀県、兵庫県の近畿地区3県にまたがるフィ-ルド試験を実施し、イネとダイズの接触混植と亀裂処理という萌芽的な栽培技術の融合を目指した基礎研究を展開し、研究目的を達成する。まず、奈良県では近畿大学に隣接する農家圃場と、近畿大学実験圃場内の小型のコンクリ-ト制実験圃場において、接触混植試験を実施した。農家圃場では、イネが先行するリレ-播種によってイネ/ダイズの接触混植試験を実施した。現場での作業体系を考えると接触混植苗をセルトレイで栽培する手法は社会実装には程遠いため、接触混植の直播技術としての成立を目指す。小型の実験圃場では、競合と補完関係を検討するため、イネとダイズの栽培距離を数段階替えて実験を実施した。滋賀県立大学においては、7アール規模の実験水田で前年度と同様な接触混植―亀裂処理実験を実施した。亀裂処理は別研究で開発した亀裂処理機を使用して実施した。亀裂処理の実施後に、長期間の干ばつ被害が発生し易いため、転換畑に備えられた灌漑水を用いてフラッシュ灌漑を実施した。兵庫県立農林水産技術総合センターでは、黒ダイズの丹波黒を供試して亀裂処理試験を実施した。黒ダイズにおける生育初期の土壌湛水ストレス耐性は不明であるため、本年度は初めてのフィールド試験となった。これまでの成果をまとめた学会発表を行うとともに投稿した原著論文が採択されオンライン公表された。

リンク情報
KAKEN
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-20K06003
ID情報
  • 課題番号 : 20K06003
  • 体系的課題番号 : JP20K06003

この研究課題の成果一覧

論文

  1

講演・口頭発表等

  3