共同研究・競争的資金等の研究課題

2019年4月 - 2022年3月

単一細胞遺伝子解析によるヒト造精機能障害の分子機構の解明

日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(C)  基盤研究(C)

課題番号
19K09712
体系的課題番号
JP19K09712
配分額
(総額)
4,290,000円
(直接経費)
3,300,000円
(間接経費)
990,000円

Gene ontology解析およびgene enrichment解析にてこれまで20例での検討結果から、1)DNA合成低下型、2)レセプター発現低下型、3)ストレス反応低下型、4)体細胞型、などのクラスター分類が可能であった。
DNA合成低下型においては、DNA合成を促進すべくゴナドトロピン刺激による治療が可能であった。レセプター発現低下型においては、精巣内テストステロン濃度は低く、精巣内エストラジオール濃度が高かった。つまりアロマターゼ阻害剤の投与による造精機能障害改善効果が期待できた。これらの結果から男性不妊におけるprecision medicineの可能性が見出された。

リンク情報
KAKEN
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-19K09712
ID情報
  • 課題番号 : 19K09712
  • 体系的課題番号 : JP19K09712

この研究課題の成果一覧

論文

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