2018年
アジア高山域における気象外力に起因する氷河融解量予測の不確実性
水工学論文集
- ,
- ,
- ,
- ,
- ,
- 巻
- 74
- 号
- 開始ページ
- I-211
- 終了ページ
- I-216
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 研究論文(学術雑誌)
ヒマラヤ山岳域の氷河融解に伴う質量変化とそれが、周辺の流域に与える影響について、氷河モデルと水循環モデルを組み合わせて評価した。その結果、対象地の多くの地域では、2050年ごろまで、氷河の融解量が増加し、氷河からの流出量が増加するため、流域へ供給される水資源は増加する傾向があることがわかった。一方で、2050年以降は、氷河の質量の減少に伴い流出量も減少し、下流域への流入も減少することが予測された。