MISC

2014年3月

分娩後出血対応に関する助産師継続教育プログラムの開発 eラーニングによる学習プログラムの作成

聖路加看護大学紀要
  • 加藤 千穂
  • ,
  • 片岡
  • ,
  • 弥恵子
  • ,
  • 五十嵐 ゆかり
  • ,
  • 蛭田
  • ,
  • 明子
  • ,
  • 江藤 宏美

40
開始ページ
49
終了ページ
53
記述言語
日本語
掲載種別
速報,短報,研究ノート等(大学,研究機関紀要)
出版者・発行元
聖路加看護大学

分娩後出血は直接的産科死亡の原因であり、危機的産科出血への対応が重要となる。分娩に関わる助産師の緊急時の対応能力向上が求められるが、分娩時の対応について学ぶ機会は少なく、継続教育の必要性は高い。本稿では助産所に勤務する助産師を対象とした継続教育として、イーラーニングを用いた分娩後出血の対応に関する教育プログラムの開発について報告する。分娩後出血の対応に必要な基礎知識の習得を目的とし、動画による講義と知識テストにより構成した。チャプター1は分娩後出血の理解に必要な生理学、チャプター2は分娩後出血時の全身状態のアセスメント/出血の原因とリスク、チャプター3は分娩後出血時の対応、チャプター4は臨床場面を想定したロールプレイモデルを示した。今後はイーラーニングプログラムの評価とともに、プログラムで学んだ知識を基盤とし、臨床場面を想定したシミュレーション教育プログラムの開発を進めていきたい。(著者抄録)

リンク情報
URL
http://hdl.handle.net/10285/11717
ID情報
  • ISSN : 0289-2863
  • 医中誌Web ID : 2014192082

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