2020年4月 - 2023年3月
授業イメージとエンゲージメントを活用した日常的に学び合う校内研修プログラムの開発
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基盤研究(C)
本研究は、授業イメージとエンゲージメント(学習への動機づけや楽しさ等のポジティブな感情を持ちながら積極的に学習に参加すること)を活用した、アクティブ・ラーニングの視点からの授業改善に資する日常的に学び合う校内研修プログラムを開発し、実際に校内研修を実施して評価するものである。
2021年度は、校内研修プログラムの検討を主に行った。まず、授業中の生徒のエンゲージメントを高めることを目的とした教員研修プログラムの有無やその形態と内容、明らかになっている効果や課題を明らかにするため、昨年度から引き続いてSystematic Reviewを行った。
また、校内研修で使用する、授業における生徒のエンゲージメントを高めるための要点を学べる教師向け教材の検討を行った。エンゲージメントに関する文献を調査し、授業設計・運営に関する知見を整理した。教材の形式については、言語情報だけでは伝達が困難である可能性やイラストや音声・動画といったメディアを教材に組み込むことを検討した。とりわけ、要点を説明する際、教師に伝わりやすい言葉や説明を行うことが課題として明らかになった。教材は校内研修プログラムにおいて核となるものであるとともに広く使用してもらえるものになりうる。今後、本検討に基づいて教材の開発を進める。加えて、検討内容を国内学会で発表した。
2021年度は、校内研修プログラムの検討を主に行った。まず、授業中の生徒のエンゲージメントを高めることを目的とした教員研修プログラムの有無やその形態と内容、明らかになっている効果や課題を明らかにするため、昨年度から引き続いてSystematic Reviewを行った。
また、校内研修で使用する、授業における生徒のエンゲージメントを高めるための要点を学べる教師向け教材の検討を行った。エンゲージメントに関する文献を調査し、授業設計・運営に関する知見を整理した。教材の形式については、言語情報だけでは伝達が困難である可能性やイラストや音声・動画といったメディアを教材に組み込むことを検討した。とりわけ、要点を説明する際、教師に伝わりやすい言葉や説明を行うことが課題として明らかになった。教材は校内研修プログラムにおいて核となるものであるとともに広く使用してもらえるものになりうる。今後、本検討に基づいて教材の開発を進める。加えて、検討内容を国内学会で発表した。
- ID情報
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- 課題番号 : 20K03145
- 体系的課題番号 : JP20K03145
この研究課題の成果一覧
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講演・口頭発表等
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International Joint Conference on The 5th Kongsu (Confucius & Socrates) Future Education Forum & Information, Media and Engineering (IJCIME2022) 2022年12月3日 招待有り
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日本教育工学会2022年秋季全国大会(第41回大会) 2022年9月11日
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日本教育工学会2021年秋季全国大会 2021年10月17日