2014年3月15日
ILC出前授業の講師養成 奥州市、5月開始に向け講座
- 種別
- 新聞・雑誌
- 発行元・放送局
- 岩手日報
- 番組・新聞雑誌名
- 掲載箇所
奥州市は14日、同市水沢区の奥州宇宙遊学館で、2014年度から行う国際リニアコライダー(ILC)出前授業の講師養成講座を開き、東北大大学院理学研究科の石川明正助教が講演した。
講師予定者や市職員、市民ら約30人が参加。石川助教は標準理論での最後の未発見素粒子、ヒッグス粒子の発見を「新たな始まり」とし、「標準理論を超える『新物理』が発見の先にある」と説明した。
その上で、ILCが質量やエネルギーなどに関わる問題点を解明し、「ノーベル賞級の研究ができる」と強調。ヒッグス粒子の高感度測定、新粒子探索などの役割にも触れた。
同出前授業は市内全ての中学2年生を対象に、市が5月ごろからスタートする予定だ。
【写真=「ILC誘致で世界中の外国人と過ごせる街ができる」と強調する石川明正助教】
講師予定者や市職員、市民ら約30人が参加。石川助教は標準理論での最後の未発見素粒子、ヒッグス粒子の発見を「新たな始まり」とし、「標準理論を超える『新物理』が発見の先にある」と説明した。
その上で、ILCが質量やエネルギーなどに関わる問題点を解明し、「ノーベル賞級の研究ができる」と強調。ヒッグス粒子の高感度測定、新粒子探索などの役割にも触れた。
同出前授業は市内全ての中学2年生を対象に、市が5月ごろからスタートする予定だ。
【写真=「ILC誘致で世界中の外国人と過ごせる街ができる」と強調する石川明正助教】