2019年4月 - 2022年3月
加速器BNCTにおける日常QA測定のための中性子エネルギー分布評価手法の開発
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C)
- 担当区分
- 研究代表者
- 配分額
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- (総額)
- 4,290,000円
- (直接経費)
- 3,300,000円
- (間接経費)
- 990,000円
- 資金種別
- 競争的資金
加速器で生成される中性子ビームを用いるホウ素中性子捕捉療法(BNCT)では、加速器のコンディション変化などに伴い中性子のエネルギー分布が変動すると、治療効果や安全性に大きな影響を及ぼす可能性がある。そこで、想定通りの中性子ビームが得られていることを日常的に短時間で簡便に評価(デイリーQA)できる技術が求められている。代表者らは既に加速器BNCT施設の大強度中性子ビームのエネルギー分布を精密に測定する検出器群の開発に成功しており、その原理を応用し、短時間で簡便にデイリーQAに必要な精度で運用することができる小型・一体型の中性子エネルギー分布評価装置を開発する。