二井 彬緒
Akio Futai
更新日: 07/06
基本情報
- 所属
- 東京大学 大学院総合文化研究科「人間の安全保障」プログラム 助教
- 学位
-
博士(2023年3月 東京大学)修士(2017年3月 東京大学)
- J-GLOBAL ID
- 202001008776641879
- researchmap会員ID
- B000382051
思想家ハンナ・アーレント(1906-1975)、特に「共生 」の研究を行なっています。
2023年2月に博士論文『ハンナ・アーレントと共生の〈場所〉論ーーユダヤ・パレスチナのバイナショナリズムを再考する』が受理されました。
現在の研究テーマ
①アーレントのシオニズムとバイナショナリズム(bi-nationalism,二国民国家論、二民族共存国家論)の研究[博論]
:1940年代にアーレントが論じたシオニズムと、パレスチナの土地におけるパレスチナ・アラブ人とユダヤ人の共生国家論の研究。アーレント思想からパレスチナ紛争はどのように論じうるか。
②アーレント思想における場所論研究[博論〜現在]
:アーレントは「場所」をどう捉え、どのように論じたのか、またその思想的枠組みと具体的な地理的問題(例えばパレスチナ問題)と関係性の研究。
③現代におけるアーレントの難民論の受容史[現在, 科研・研究スタート支援課題]
:アーレントの初期ユダヤ・シオニズム論や『全体主義の起原』などの難民論が、現代に至るまでの難民問題の文脈においていかに評価・批判されてきたのか。
ホロコースト、反ユダヤ主義、シオニズム、ナショナリズム、パレスチナ・イスラエル紛争、難民問題にも議論を広げつつ、アーレントの思想の現代的意義を模索しています。
論文のうち「ハンナ・アーレントの「ユダヤ軍創設論」――初期におけるシオニズム論と後年に対する影響」は以下のリンクで無料公開されています。
https://arendtjapan.wixsite.com/arendt/複製-バックナンバー
連絡先:afutai@g.ecc.u-tokyo.ac.jp
研究分野
1経歴
8-
2023年4月 - 現在
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2022年4月 - 現在
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2017年4月 - 現在
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2021年9月 - 2022年8月
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2021年4月 - 2022年3月
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2020年4月 - 2021年3月
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2019年4月 - 2021年3月
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2020年4月 - 2020年8月
学歴
3論文
6-
現代思想 2024年1月 招待有り
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現代思想 177-187 2023年12月 招待有り
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Arendt Platz (7) 36-50 2022年6月 査読有り
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ユダヤ・イスラエル研究 (34) 1-15 2021年 査読有り
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生活大学研究 3(1) 43-58 2017年 査読有り
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生活大学研究 1(1) 45-53 2015年 査読有り
MISC
7-
図書新聞 2024年4月6日
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Japanese Journal of Political Science (2023 forthcoming) 2023年9月 査読有り
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第6回自由学園リベラルアーツ学会 2023年9月 査読有り
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REPRE 2023(47) 2023年2月
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ユダヤ・イスラエル研究 (36) 73-76 2022年12月
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生活大学研究 5(1) 136-138 2020年
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生活大学研究 4(1) 105-107 2018年
講演・口頭発表等
5-
社会思想史学会 2023年10月29日
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2023年第21回アーレント研究大会 2023年9月17日
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東京大学IAGSグローバル・スタディーズ・シンポジウム 2022年6月11日 招待有り
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日本アーレント研究会 2018年9月8日
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日本ユダヤ学会 2017年10月29日
所属学協会
5-
2019年9月 - 現在
-
2019年4月 - 現在
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2018年1月 - 現在
-
2017年1月 - 現在
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2023年7月
共同研究・競争的資金等の研究課題
4-
日本学術振興会 科学研究費助成事業 研究活動スタート支援 2023年8月 - 2025年3月
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東京大学 2024年度学術成果刊行助成
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東京大学博士課程研究遂行制度
-
東京大学博士課程研究遂行制度
メディア報道
5-
https://www.eaa.c.u-tokyo.ac.jp/blog/academicfields5/
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https://www.eaa.c.u-tokyo.ac.jp/blog/2020-3989/
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https://www.eaa.c.u-tokyo.ac.jp/blog/2020-3877/
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https://www.eaa.c.u-tokyo.ac.jp/ja/2020/06/04/2916/
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https://www.eaa.c.u-tokyo.ac.jp/ja/2020/05/13/2766/