2019年4月 - 2022年3月
紐状ミセル界面活性剤水溶液の急縮小急拡大流れにおける流動特性と流動誘起構造の解明
日本学術振興会 基盤研究(C)
- 担当区分
- 研究代表者
- 配分額
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- (総額)
- 4,030,000円
- (直接経費)
- 3,100,000円
- (間接経費)
- 930,000円
- 資金種別
- 競争的資金
流体内部に構造を形成する流体モデルとして,ミセル構造を有する界面活性剤水溶液が広く知られている.申請者らの先行研究において,そのような界面活性剤水溶液を対象として,微小サイズのオリフィスやスリットを通過する際の圧力損失が水の値よりも高くなるという特異流動特性を初めて明らかにした.一方,界面活性剤水溶液の流動に起因するミセル構造(流動誘起構造)の形成という注目すべき報告がある.しかしながら,流動特性と流動誘起構造の関係はいまだ明らかにされていない.本研究では,紐状のミセル構造を有する界面活性剤水溶液の急縮小急拡大流れにおける流動特性と流動誘起構造の関係を明らかにすることを目的とする.