2013年4月 - 2018年3月
触覚パターン時空間認知の神経回路機構の光遺伝学的研究
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(A) 基盤研究(A)
W-TChR2V4ラットを用い、複数ウィスカに時空間パターン光遺伝学刺激を与えつつ、大脳皮質バレル野浅層のニューロン活動を電気生理学的に計測するシステムを構築した。その結果、地理的対応プロジェクションとゾーンプロジェクションが並列的に存在していることが示唆された。ウィスカ光遺伝学刺激によるW-TChR2V4ラット行動の条件付けの反応時間を高い精度で定量するシステムを構築し、早期視覚剥奪群において、知覚閾値が有意に低下していることが示唆された。
マウスS1第5層の入出力を解析するオールオプティカルシステムを構築し、相互抑制の結果、光入力部位の近傍にカラム様構造が創発することを見出した。
マウスS1第5層の入出力を解析するオールオプティカルシステムを構築し、相互抑制の結果、光入力部位の近傍にカラム様構造が創発することを見出した。
- ID情報
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- 課題番号 : 25250001
- 体系的課題番号 : JP25250001