論文

査読有り
2018年8月

新規3軸加速度計による姿勢・動作判定の妥当性の検討 判定基準と感度および特異度について

理学療法科学
  • 澄川 皓恵
  • ,
  • 照井 佳乃
  • ,
  • 菅野 絢子
  • ,
  • 松井 優作
  • ,
  • 上村 佐知子
  • ,
  • 佐竹 將宏
  • ,
  • 塩谷 隆信

33
4
開始ページ
561
終了ページ
567
記述言語
日本語
掲載種別
出版者・発行元
(一社)理学療法科学学会

[目的]新規3軸加速度計DynaPort MoveMonitor(DMM)の姿勢・動作判定の妥当性を検討することを目的とした。[対象と方法]健常大学生26名を対象とし、DMMにてCycling(自転車運動)が正しく判定される時間の割合を求めた。Sitting(座位)、Standing(立位)、Walking(歩行)、Stair Walking(階段昇降)について感度の算出、およびBland-Altman分析を行った。[結果]自転車運動の正しく判定される割合は約3割であった。歩行と階段昇降の感度は各々80%以上であり、座位と立位を合わせた静的動作としての感度が88.5%だった。[結語]DMMにより自転車運動時間の約3割が正しく判定され、座位と立位は合わせて結果を判断する必要性が示唆された。(著者抄録)

ID情報
  • ISSN : 1341-1667
  • 医中誌Web ID : S816330003

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